ホテルニュージャパン イギリス人の寝タバコが火災原因!心霊現象の噂って本当?!

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イギリス人の寝タバコが原因だったというホテルニュージャパン火災の概要や、事故後に囁かれた心霊現象の噂についてスポットを当ててみました。

 

1982年2月8日に発生し、死者33人を出したホテルニュージャパン(東京都千代田区永田町)火災。

 

5月1日放送の【教えてもらう前と後】で取り上げられました。

 

私が子供の頃に起きた事件ですが、当時、救助が間に合わずにビルから飛び降りる宿泊客の写真を見て、怖くなった記憶がありますね。

 

高級家具がそろうセレブなホテルながら、建物の手抜き工事や従業員の危機管理能力の低さによって被害が拡大した大事故です。

 

 

あらためてホテルニュージャパン火災の経過や原因などを振り返ってみたいと思います。

 

 

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ホテルニュージャパン火災の経過

 

1960年、都心の一等地にオープンしたホテルニュージャパン(地下2階・地上10階)。

 

全フロアに400室以上があり、大宴会場・高級レストラン・バー・宝石店なども備えた一流ホテルでした。

 

火災が起きた1982年2月8日は、国内外から376人が宿泊していました。

 

●AM3:39

外から火災に気付いたタクシー運転手が119番通報。消防車・救急車約20台が出動。9階・10階の延焼がひどく、特別救助隊も合流

 

●AM3:50

挙式のため9階に宿泊していた新婚夫婦が異臭に気づく

 

●AM4:00

消防庁が「増強特命出動」を発令するなど、最高ランクの消防態勢を取る

 

●PM0:36

決死の消火・救助活動により、ようやく鎮火

 

●亡くなった33人のうち13人が転落死。出動車両123台・人員649人。被害総額は17億円以上

 

 

 

 

ホテルニュージャパン火災の経過をごく簡単に箇条書きしましたが、鎮火まで9時間に及んだ現場は、まさに地獄絵図。

 

9階938号室に宿泊していたイギリス人観光客(火災により死去)の寝タバコが原因でした。

 

ただ、ここまで被害が大きくなった原因はホテルニュージャパン側にもありました。

 

 

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ホテルニュージャパン火災 イギリス人の寝タバコが原因!他にも問題点が…

 

このイギリス人観光客は、酒に酔った状態で部屋に戻り、その後に寝タバコをしたようです。

 

実は、AM3:39にタクシー運転手がホテルニュージャパンの火災に気づく前、ホテルのフロントマンは938号室の火災発生を知っていました。

 

AM3:17頃のことです。

 

 

フロントマンは急いで警備員に火災発生を連絡し、9階に駆け付けましたが…

 

警報ベルの鳴らし方を知らない、消火栓箱からホースを取り出す方法も知らない、防火扉の存在すら知らない…という、ずさんな防火管理態勢を露呈することになります。

 

 

さらに事故後の調査で、防火設備も不十分であったことが発覚。

 

●客室部分にスプリンクラーが無かった

 

●非常ベル・非常放送も整備不良で鳴らなかった

 

●冬場は必須となる加湿装置も停止されていた

 

●部屋の間仕切りに使われていたブロックの隙間がモルタルで埋められておらず、炎が隣室に燃え移りやすかった

 

 

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経営サイドの防災意識の欠如が、ホテルニュージャパン火災を大きくした要因でもありました。

 

当時の経営者は、実業家として辣腕を振るった横井英樹氏( 1998年・85歳で他界)。

 

「徹底した支出削減」をスローガンに、ホテルの高級家具はそろえながらも、防火設備への予算はケチったわけです。

 

強引なワンマン経営に嫌気が差した従業員はどんどん辞め、オープン当初320人いた従業員は、事件当時134人に減っていたそうです。

 

横井英樹氏はその後、業務上過失死傷の罪で禁固3年の実刑判決を言い渡されました…。

 

 

現代では考えられないほど“スカスカ”のホテルだったわけですが、この事故以来、宿泊施設の防火対策への取り組みが強化されたことは言うまでもありません。

 

顧客の健康や命に関わるビジネスにおいて、経営者が顧客の安全よりも「儲け」を優先したら終わりです。

 

横井英樹氏……金儲けの知恵はあったかもしれませんが、将来のリスクを予見することは苦手だったようです。

 

 

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ホテルニュージャパン跡地で心霊現象って本当?!

 

火災事故を起こしたホテルニュージャパンは廃業へ。

 

事件処理や事故後の賠償などが長引いたためか、ホテルニュージャパン は14年間、取り壊されることなく放置されることになります。

 

2002年にオフィス&外国人向け賃貸住宅の「プルデンシャルタワー」が跡地に建てられるまで―。

 

 

 

 

 

現在は立派な高層ビルが建っているわけですが、それまでホテルニュージャパンが取り壊されないのは「心霊現象が起きるからだ」という噂も流れました。

 

ホテルニュージャパン建物の管理を依頼された警備会社のガードマンが怖い心霊体験をしたらしい…

 

●「助けて、助けて!」と言う女性の叫び声を聞いた

 

●背中から肩にかけて痛みを感じたり、ズシリと重くなったりした

 

●妊婦がお腹をおさえながらジーッと見てきた

 

●人がいないはずなのに窓から火が見えた

 

●外国語でボソボソと話す男性の声も聞いた

 

こうした心霊現象が本当に起きたかは確かめようがありませんが…

 

ガードマンの入れ替わりは激しく、そのうちガードマンの配置もされなくなり…最終的には、立ち入り禁止看板と有刺鉄線に囲まれることになったようです。

 

 

さらには、火災後のホテルニュージャパン地下で営業を続けていたナイトクラブで、力道山が暴力団員に命を奪われた事件も起きていたことから「いわくつき」の噂が広がります。

 

プルデンシャルタワーが建つ前にも、この土地の再開発事業に乗り出した千代田生命が経営破綻しており、これを“呪い”のように解釈する人もいたくらいです。

 

 

私は心霊現象の類は信じない人間なのですが…

 

こうした情報を知ってしまうと、怖くなって来ますね。。。

 

 

怖い事件といえば、こちらの記事もどうぞ。

 

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