ウシガエルに毒はある?おたまじゃくしのサイズに驚き!【グリル厄介】
6月17日放送の【ザ!鉄腕!DASH!! グリル厄介】では、四万十の破壊王と呼ばれているウシガエルが登場するようです。
ウシガエルは、昆虫だろうが魚だろうが爬虫類だろうが…なんでも食べちゃう“グルメなやつ”らしい…。
私は以前、ウシガエルがヘビを捕獲して食べちゃう動画を観たことあるんですけど、あの素早さは、まさにハンターです。
ヤマカガシ(体長60センチ)にも怯むことなく食いついて…
獰猛で知られるアカマダラ(体長70センチ)にも構わずにガブリ…
さらに猛毒のマムシにも襲いかかり、毒で反撃されても分厚い皮膚でガードしながら一息でぺろり…
…というか、毒ヘビを食べちゃうウシガエルには毒性って無いんですかね…?
まぁ、ウシガエルは食用にもなるから大丈夫なんでしょうけど。。。
今回はそんなウシガエルの特徴、料理、おたまじゃくしの大きさ…などにフォーカスしてみました。
目 次
ウシガエルの特徴&毒性はあるか・無いか?
私は小学生のころ、友達と田んぼで捕まえたアマガエルを団地の上から落として遊んだことがあります。
今振り返ると、随分、残酷なことをしましたね…。
カエルの命を何だと思ってたのか…。
アマガエルさん、本当にごめんなさい。
…懺悔させてもらったところで、今回はウシガエルです。
無尾目アカガエル科アメリカアカガエル属に分類されるウシガエルの特徴は…
●日本では、北海道~本州~四国~九州~南西諸島の河川・池沼・・湿地などに生息
●体長は18センチくらい、体重600グラムくらい
●夜行性で、夜間に上陸したり大きく鳴いたり活発に活動
●「ブオー、ブオー」というウシに似た鳴き方をするため、日本名の由来になった
●肉食性で、水中~水面~陸上で獲物を捕まえる。昆虫類・魚類・鳥類・爬虫類など何でも食べる
横の田んぼに鎮座していたウシガエルくん pic.twitter.com/KHEFijNB1N
— JSF(本人確認は外部サイトのリンク参照) (@rockfish31) 2018年6月16日
毒ヘビも捕食するので「ウシガエルに毒性はないの?」と気になってしまいましたが、毒性は無いそうです。
マムシを食べても、胃の中で毒を分解しちゃうんですね。。。
ヘビに噛まれても分厚い皮膚が守ってくれますから、ある意味で“最強”です。
人間に対しても、スキあらば攻撃してくるかもしれませんよ…。
ちなみに、ヒキガエルやアマガエルには毒がありますが、触れた人間が死に至るような強力な毒ではありませんからご安心を。
ウシガエルは「食用ガエル」とも呼ばれている
毒ヘビを丸飲みしてしまうウシガエルですが、そもそも食用として北米から輸入されてきた生き物ですから、毒性はありません。
生きているウシガエルを見る限り、美味しそうには思えませんけど、、、
(私は食べたことがありません…)
皮を剥いた後ろ足を食べるのがポピュラーで、味は鶏肉のササミに似ているとか。
肉は脂がなくてサッパリしており、炒め物やフライとして食べることが多いと聞きます。
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Twitterでウシガエル料理を紹介しているツイートがありました。
初ウシガエル!!
鶏ももとホッケを足して2で割った感じ。
ものすごく美味。
やばい。
うまい。 pic.twitter.com/a5c3m4U1I2— けんけん@生き物屋見習い (@kenken_ikimonoy) 2018年6月14日
ぶつ切りのウシガエル炒めがてんこ盛りの招牌牛蛙麺。これが老舗麺屋の看板料理になれるのが中国という国だ。小骨が多くて麺には邪魔だけど(笑)@印象面館 #中華 #おひるごはん #ランチ… https://t.co/kUyXnJTsll pic.twitter.com/Cdj2ihMjRK
— 酒徒(しゅと) (@shutozennin) 2016年5月10日
朱さんとトランスフォーマーミニ博物館の方々と陳さんと王さんを交えて、ウシガエルラーメンを食べ、カフェでしこたま玩具談義をして、陳さんの案内で本格按摩を施してもらい、ダメ押しでモノホンの重慶坦々麺を堪能して今ホテルに。
何から何まで皆さんありがとう!! pic.twitter.com/HmZuiO8N4P
— 夏コミ3日目東Q-37aはダイナミックコグマ (@dynamickoguma) 2016年10月28日
…意外に美味しそうじゃありませんか。
ラーメンの具に採用するのはグッドアイデアですね!
流行りのサラダチキンみたいな乗りで、ウシガエルを食すというのも良いかもしれません。
何だか、ウシガエル料理を食べたくなってきましたね~。
ウシガエルはおたまじゃくしのサイズも大きい!
攻撃力が高い一方、食べると“イケそう”だとわかったウシガエルですが、おたまじゃくしのサイズも大きいと有名です。
普通、カエルのおたまじゃくしは尻尾まで1センチ~1.5センチですが、ウシガエルのおたまじゃくしだと6センチほどに。
デカい個体だと、15センチになることもあるとか…。
ウシガエルのおたまじゃくしが家の近くの水路に泳いでるのを小学んとき見つけたけどさすがに発狂したw pic.twitter.com/PO95saY72n
— Ne★Ru(音瑠) (@neru0622) 2015年2月14日
ちなみに、アフリカ東部・南部に生息しているアフリカウシガエルは更にビッグサイズです。
大人になったウシガエルで体長20cmほど、体重は1.4キロ~にもに達します。
寿命も普通のカエルより2~3倍長いらしく、20~30年は生きるみたいです。
どんな生き物でもあれだけバクバク食べてれば、ウシガエルも長生きするってことですね。。。
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鉄腕ダッシュ・グリル厄介の内容・調理法について
【ザ!鉄腕!DASH!! グリル厄介】では、“四万十の破壊王”をどのように捕獲&料理して食べたでしょうか?
内容は放送後に追記します。
※追記です※
清流の破壊王ことウシガエルを捕獲するため、長瀬智也さん&加藤英明火さんは高知県四万十川へ。
警戒心が強いウシガエルは素早く逃げてしまうため、人間が近づくのはNG。
約50メートル離れたポイントから、ザリガニ型の疑似餌を付けた釣り竿を垂らすことに。
釣り歴20年の長瀬智也さんでもウシガエルをキャッチするのには悪戦苦闘…。
しかし、見事に約300グラムのウシガエルを釣ることに成功しました。
捕獲した東京・西麻布のスペイン料理店に持ち込み、調理してもらうことに。
初めてウシガエルを扱うというシェフは「ホルモンに近い歯ごたえですが、味にクセがなく淡白ですね」。
ウシガエルには無駄な肉が無いため、料理に使えるのは約100のみ。
それでも、素晴らしい3品に仕上がりました。
一品目:ふくらはぎ肉を使った「ウシガエルのアヒージョ」
長瀬智也さん「うまい。食感がいい。鶏肉とミノの中間みたい」
加藤英明さん「若ガエル…!」
二品目:もも肉を使った「ウシガエルのチリンドロン(鶏肉と野菜のトマト煮込みのこと」
長瀬智也さん「おしゃれっすね~。クセがないからトマトの味も馴染んでいる。カエル感がない」
加藤英明さん「見ちガエル…!」
三品目:ヤリイカで包んだ「ウシガエルのカタルーニャ風」
長瀬智也さん「イカの食感とのギャップが面白い」
加藤英明さん「おいしくて、ひっくりカエル…!」
今回も厄介者を美味しくいただけたようです。