モハメドアリVSマイクタイソンの勝者は?仮想の試合結果はこちら!
伝説のヘビー級ボクサー、モハメド・アリ(74)が6月4日、病気のため逝去されましたね…。
お悔やみ申し上げます。
私の父親がモハメド・アリの大ファンだったこともあり、昔よく試合のビデオを一緒に観てたんですよ。
ヘビー級ボクサーなのにフットワークが軽くて、相手のパンチをヒラリとかわす姿に「スゲ~!!」と感心したもんです。
まさに最強ボクサーにふさわしい活躍ぶりだったと思います。
で。
よくファンの中で話題になるのが、同じく「最強」と呼ばれたヘビー級ボクサー・マイク・タイソン(49)とアリが、もし最盛期に戦っていたとしたら、どっちが勝ったか??というクエスチョンです。
この“黄金マッチ”は実現しませんが、ネット上の予想ではどちらを推す声が多いのか、色々なご意見を拾ってみました!
モハメドアリ=スピード&頭脳、タイソン=パンチ力…プロフィールを比較!
では、2人の戦績やエピソードなどを振り返りましょう。
【モハメド・アリ】
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 1942年1月17日
通称 ザ・グレーティスト
階級 ヘビー級
身長 190㎝
リーチ 203㎝
戦績 61戦56勝(37KO)5敗
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という名言を残したように、華麗なフットワークから鋭いパンチを繰り出すアウトボクサー。
相手の攻めを瞬時によける感の良さや、あえて相手にパンチを打たせて体力を消耗させてから一発で仕留めるというクレバーさが光っていました。
1976年には、元プロレスラーのアントニオ猪木と特別ルールで戦ったことは有名ですね(結果は、時間切れで引き分け)。
この試合は私もビデオで観まして、正直「茶番では…?」と思ってしまいましたが、実は真剣勝負だったとか…。
モハメド・アリは引退後、手足が震える「パーキンソン病」を患い、長い闘病生活を送っていました。
続きまして…
【マイク・タイソン】
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 1966年6月30日
通称 アイアンマイク
階級 ヘビー級
身長 180㎝
リーチ 180㎝
戦績 58戦50勝(44KO)6敗 無効2
とにかく、すごいハードパンチャー。
ヘビー級では小柄なタイプであるにも関わらず、頭を振りながらのハイスピードな踏み込みでパンチを振り抜き、大柄な相手をバタバタなぎ倒してましたね。
パンチがかすっただけでその威力に萎縮する対戦相手もいたほど。
リング外の素行も“ダイナマイト”で、数々のスキャンダルが報じられたり、レイプ事件を起こして捕まったり、タイトルマッチで相手選手の耳をかじり取ったり……とにかくニュースに事欠かなかったですね(^^;
モハメドアリとマイクタイソンはどっちが強い?ネットでのご意見は…
では、ネット上の予想を要約してみると―。
◆モハメド・アリが勝つ!◆
・アリは心理戦にも長けている。タイソンが平常心で闘えなくなるよう仕向け、試合中も集中力を削ぐような行動に出るだろう
・前評判をくつがえす番狂わせを演じてきたアリは、技術面だけでなくメンタルも強いのでアリが有利
・タイソンのパンチは空を切り、アリのジャブで入り込めず、強引に入って行けばアッパーとストレートでKOされる
・格闘技は基本的に大きい者が小さい者より強い。180cmに満たないタイソンが史上最強というのには異論あり。190cmを超えるアリは当時はかなりのビックサイズでしたから
・全盛期のタイソンの指導者だったカス・ダマトが「今はまだ(アリには)及ばない」と断言していたことに大きな説得力を感じる
◆マイク・タイソンが勝つ!◆
・全盛期のタイソンのダイナマイトパンチは「1発で終わり」ですから、アリといえどタイソンの攻撃を12Rさばけるとは思えない。予想では3R以内でタイソンの勝ち
・パンチ力と急所を打つ正確性、相手の懐に踏み込むスピードはタイソンに軍配
・アリがタイソンに勝てないのは、アリの“コピー”といわれたラリー・ホームズにタイソンが勝ってる時点で証明されている
・パワー、スピード、テクニックが違いすぎ。アリはタイソンの強烈なアッパーカットで豪快にKOされるでしょう
・全盛期のタイソンには怪物。アリやフォアマンでも敵わなかったと思う
…などなど。
このほかにも「第1戦はパワーのマイク・タイソンが勝ち、第2戦は対策を練ったモハメド・アリに軍配」という、リマッチ論もありました。
なるほど~様々な意見があって興味深いですね!
全体的に見ると、やはり「半々」といった感じですね。
ファンの中でこのテーマについて語り始めると、もう止まらないでしょう(笑)
あなたは、どんな予想をしますか??
モハメド・アリが旅立たれて、私も大変寂しいですが……
世界中が認める「偉大なボクサー」のビデオを、もう一度観直してみることにします。