甲府信金誘拐事件 犯人は今…動機や自首した理由,仮釈放の噂は本当?

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甲府信金誘拐事件の犯人は今どうしてる?…動機や自首した理由、仮釈放されるという噂は本当なの?―について取り上げたいと思います。

 

 

1993年に山梨県甲府市で起きた「甲府信金女性職員誘拐事件」という事件をご存知ですか?

 

1月5日放送の『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』で特集されるようです。

 

約20年前の誘拐事件ではありますが、犯人の動機や内容のショッキングさから、私もなんとなく新聞で読んだことを思い出しました。

 

 

あらためて、甲府信金誘拐事件の経過や犯人の今、動機や自首した理由などについて振り返ってみます。

 

 

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甲府信金誘拐事件の概要や犯人について

 

甲府信金誘拐事件についてはWikipedia(ウィキペディア)もありますが、概要や犯人などについて簡単にまとめます。

 

 

事件は1993年8月10日に発生…

 

 

○14:50ごろ

 

甲府信金に、山梨日日新聞社発行の雑誌『ザやまなし』の記者を名乗る男から、地元で頑張っている女性を取り上げるコーナーの取材依頼が入ります。

 

電話で指名されたのは、入社4カ月の女性社員である内田友紀さん(当時19歳)。

 

 

○17:40~18:00ごろ

 

上司の承諾を得て取材に応じるため、内田友紀さんは電話の男が用意したタクシーに乗り、指定された小瀬スポーツ公園体育館へ。

 

ここから内田友紀さんは行方不明になりました。

 

 

○8月11日8:20ごろ

 

男から「職員を預かっている。11:00までに現金4,500万円を用意しろ」と、身代金要求の電話が甲府信金に入りました。

 

甲府信金は、すぐ山梨県警に通報。

 

 

○15:05ごろ

 

男から甲府市中小河原町の喫茶店「珈琲待夢」に4,500万円を持って来るよう電話あり。

 

現金を持った甲府信金職員が喫茶店に着くと、今度は甲府インター近くのガソリンスタンドへ向かうよう指示が出ます。

 

 

○17:54ごろ

 

その後もインターから高速道路に乗った指定場所で現金を投げ捨てるように支持があり、男の言われるがまま指定場所に現金を運んだものの、男は姿を見せませんでした。

 

 

○8月17日11:30ごろ

 

静岡県富士宮市の富士川左岸で、帰らぬ姿となった内田友紀さんが発見されました。

 

 

○8月24日朝

 

甲府市在住の「山梨いすゞ」セールスマン・宮川豊(当時38歳)が山梨県警所轄の警察署に自首し、逮捕されました。

 

 

 

以上が、事件の概要です。

 

大まかな内容ではありますが、宮川豊という犯人が、かなり大胆な身代金誘拐事件を起こしているな~と率直に思いました。

 

私の感覚ですと、人を誘拐する際はできるだけ周囲にバレたくないという心理が働きそうですけどねぇ…。

 

 

堂々と新聞社の記者を名乗って誘拐したり、身代金4,500万円を高速で投下させようとするなど、とてもハイリスクな行動を取っていることから、宮川豊なる人物はかなり変わった人間なのでは?…という個人的な印象です。

 

 

それにしても、被害者となった内田友紀さんは本当に可哀想な目に遭ってしまいました。

 

内田友紀さんが指名された理由は、名札に書かれていた名前を宮川豊が覚えていたから―ということらしいですからね。

 

面識はまったく無かったわけです。

 

 

明るい未来を奪われた内田友紀さんの関係者の方は、無念で仕方なかったでしょう…。

 

 

 

 

甲府信金誘拐事件の犯人の動機、自首に追い込まれた決め手について

 

宮川豊が誘拐事件を起こした理由が、これまた身勝手で許せないです。

 

仕事は山梨いすゞの自動車セールスをしてましたが、自分の営業成績アップのためにでっち上げた“架空契約”の金の調達に追われたり…

 

韓国人の愛人と遊ぶ金や、この女性のために借りていた賃貸住宅の家賃支払いが滞ったり…

 

抱えていた“借金”は7,000万円までかさみ、これを返す目的で身代金誘拐事件を企てたらしいのです。

 

 

かなりの極悪人かと思いきや…

 

宮川豊には妻子もいて、山梨いすゞでの役職は「大型車販売第二課・係長」、近所では穏やかな性格で通っていた―というから驚きです。

 

 

宮川豊が自首することになった決め手は、山梨県警の公開捜査が始まったから。

 

電話の音声テープが声紋鑑定に回され、音響研究所の鈴木松美さんによって犯人の特徴が特定。

 

これで「逃げ切れない」と判断した宮川豊が、自ら自首したという経過です。

 

 

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…この当時から、鈴木松美さんは事件捜査の声紋鑑定に強力していたんですね。

 

鈴木松美さんはご存知ですよね?

 

よくワイドショーにも登場して、声の波長を画面に示しながら、音声の特徴などについて語るメガネをかけた研究者の方です。

 

 

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甲府信金誘拐事件の犯人は今どうしてる?仮釈放の噂は本当?

 

宮川豊はその後、無期懲役の判決を受けています。

 

極刑を望む声も多かったですが…。

 

無期懲役の判決になった背景には「自ら自首し、深く罪を反省している」点が考慮されたとか。

 

 

一審で無期懲役の判決が出てから甲府地検はこれを不服として控訴していますが、東京高裁も一審の判決を支持しました。

 

 

ですから、現在、宮川豊は服役中ということになります。

 

 

とはいえ、裁判中は「自首の有効性」について深く議論されたようですね。

 

確かに宮川豊は自首していますが、ある程、犯人が特定された段階での出頭だった点、

 

また、自首する前には韓国に逃亡しようとしていた点…などを考えますと…

 

「深く罪を反省している」かどうかは、微妙な部分がある気もしますよね…。

 

 

 

そういえば、ネット上では「宮川豊の仮釈放が検討されている」という数年前の情報もあったので、これも驚きました。

 

これほどの大事件の犯人でも、短い服役期間でそんな措置があるのでしょうか??

 

 

しかし、どうやらこの仮釈放説はデマみたいです。

 

通常は、服役年数が30年は経過しないと、仮釈放審査は行われないようですから…。

 

 

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もう一つ、私が個人的に気になったことがありまして…。

 

それは、事件当時、身代金4,500万円の受け取り場所に向かう山梨県警が、時間に遅れていた―という情報があったことです。

 

これって…とんでもないミスでは…??

 

私は信じられないですね。

 

 

被害者の内田友紀さんは既にこの時点で帰らぬ人となっていたようですが、それにしても、誘拐犯を捕まえられるかもしれない重大な局面で遅刻をするなんて…。

 

 

そういう意味でも、色々な課題を投げかけた事件だったのかもしれませんね。

 

 

 

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