イエスの方舟事件 シオンの娘は現在どこに?千石剛賢の生い立ちも調査!

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1980年に起きた「イエスの方舟事件」のあらましや、関連施設「シオンの娘」の現在の場所、主宰していた千石剛賢さんの生い立ちなどを取り上げたいと思います。

 

 

1月27日の『爆報!THE フライデー』で特集されるキリスト教信仰集団「イエスの方舟事件」……

私は生まれて間もないころだったので、よく知らない事件なんです。

 

あなたはご存知ですか?

 

 

千石剛賢(せんごく たけよし)さんを慕う入会者には若い女性も多く、「千石ハーレム」「現代の神隠し」とも呼ばれていたとか。

 

これを聞くと、私は某・宗教団体を思い出してしまうわけですが、実は「イエスの方舟事件」では逮捕者が出たわけでもなく、マスコミの過熱報道が招いた宗教トラブルだったというんです…。

 

 

どんな事件だったのか非常に気になりましたので、勉強のために調べてみました。

 

 

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千石剛賢のイエスの方舟事件とは?事件のあらましについて

 

イエスの方舟とは、千石剛賢さんを中心にした聖書勉強会・研究会のこと。

 

1960年、千石剛賢さんと会員10人が東京都国分寺市で共同生活を始めたのがルーツだとか。

 

次第に、いろいろな事情があって家庭に居場所がない人たちも集まるようになったそうです。

いわゆる“駆け込み寺”。

 

イエスの方舟に入会する信者は若い独身女性が多かったですが、男性や既婚女性もいたといいます。

 

1978年からは全国を転々としながら布教活動を始めました。

 

 

すると、一部の信者の家族たちが娘の捜索願いを出し、マスコミにも「若い女性を誘拐する集団」として告発。

 

新聞・雑誌は、千石剛賢さんを“邪教の主宰者”とみなし、「千石ハーレム」「現代の神隠し」といった表現で書きたてたといいます。

 

 

当時の国会でもカルト教団のごとく話題に上り、警察も動き始めます。

 

1980年、ついに名誉毀損・暴力行為などの容疑で、千石剛賢さんら5人に対して全国指名手配が発令。

 

しかし、千石剛賢さんが持病の心臓病から狭心症を発症して緊急入院してしまいます。

 

そんなタイミングで、イエスの方舟の娘たちはマスコミの前に姿を現し、世間の誤解を解くための会見を行います。

 

千石剛賢さんを慕って集まっている仲の良いメンバーだから、心配されることは何もない―ということを訴えたかったんでしょうね。

 

捜索願いが出されていた娘たちは、親元へ帰されたそうです。

 

 

千石剛賢さんは病気が回復してから出頭。

 

任意調査を受けたり書類送検もされましたが、結局、容疑事実は無いということで不起訴になりました。

 

 

 

つまり、マスコミがバッシングする記事を出したことが発端となった騒動だったようです。

 

現代もマスコミの報道の仕方について色々な意見がありますが、今も昔も変わらない課題がありますかね。

 

 

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千石剛賢のイエスの方舟事件…シオンの娘の現在や施設の場所は?

 

騒動の後、千石剛賢さんは福岡県の中洲に移り、会員との共同生活を再開。

 

「シオンの娘」というクラブを経営しました。

 

クラブですから飲食も提供しましたが、来店客の人生相談にも応じる「教会」のような役割も果たしたといいます。

 

女性会員はクラブの仕事をし、男性会員は大工仕事をしながら生活費を稼いでいたとか。

 

 

1993年には、古賀市に「イエスの方舟会堂」を建設。

 

2001年、千石剛賢さんは78歳で他界してしまいますが、残された信者たちがクラブの運営を承継することになりました。

 

その後も、暴力から逃れる女性たちの“駆け込み寺”的な活動を続けています。

 

 

 

現在は、千石剛賢さんの妻・まさ子さんが主幹に、三女・恵さんと、養子・雄太さんが副主幹になり、「イエスの方舟」をまとめているそうですね。

 

 

シオンの娘の住所はこちらです。

 

〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲4丁目1 シオンの娘

 

 

 

 

 

私は福岡県まで行く機会がありませんが、ネット上の情報を集めてみますと、クラブ「シオンの娘」は居心地のいいお店みたいですね~。

 

マッサージ器が用意されていたり、信者の女たちが合唱でもてなしてくれたり。

 

リピーターも多いみたいですよ。

 

こういう“癒やし空間”のコンセプトは、千石剛賢さんの教えだったようです。

 

 

 

 

イエスの方舟事件の千石剛賢の生い立ちは?

 

それにしても、「イエスの方舟」「シオンの娘」をつくり上げた千石剛賢さんって、信者の心を掴んでいたわけですから凄いですよね。

 

どんな人だったんでしょうか?

 

 

【千石剛賢(せんごく たけよし)】

 

 

出 身     兵庫県有田村(現・加西市)

 

生年月日    1923年7月12日

 

出身校     有田高小

 

没 年     2001年12月11日

 

 

もともとは富裕な農家に育ちましたが、終戦後に始めた刃物工場の経営は失敗。

 

20代のころはヤンチャしてたようで、ケンカに明け暮れる毎日だったとか。

 

自分の短気な性格を自覚していて、いずれは傷害事件を起こすのではないか?と心配しながら過ごしていたといいます。

 

職を転々としつつ、教会に通ったり、聖書研究会に参加するようになったことが人生の転機になったようです。

 

 

マスコミにはカルト教団の「千石イエス」として取り上げられましたが、実際には、自分の弱い部分を変えるためにキリスト教や聖書研究に没頭していった敬虔さがうかがえます。

 

 

信者たちにも「仲良くすること」「健康に気をつけること」「聖書の研究を続けること」を重要な教えとして説いていたとか。

 

信者から“教祖様”という呼ばれ方はされず、“おっちゃん”という軽いノリで呼ばれていたという千石剛賢さん。

 

20代ころはヤンチャして人を傷つけたことも多かったと思いますが、その後悔があったからこそ、悩める人たちが気軽に立ち寄れる“駆け込み寺”としての拠点をつくりたかったのかもしれませんね。

 

 

 

ちなみに…

イエスの方舟事件を題材にしたTBSドラマが、ビートたけしさん主演で1985年に放送され、文化庁芸術作品賞を受けました。

 

 

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