パーフェクト弁護士 南蛇井律子 あらすじ,キャスト,ネタバレ,感想!
『パーフェクト弁護士~南蛇井律子』のあらすじ、キャスト、ネタバレ、感想などについてまとめたいと思います!
財前直見さん(51)主演の新作2時間ドラマが、2月11日(土) 21:00~23:06のテレビ朝日・土曜ワイド劇場に登場します。
あらすじを読みますと、財前直見さんが“変わり者のやり手弁護士”を演じ、難解な事件をスカッ!と解決する内容みたいです。
“変わり者”ってところがポイントみたいですね(笑)
名字の「南蛇井」も「なんじゃい」と読みまして、まさになんじゃい?という感じ…。
セオリー通りの解決にはならないとか……無いですよね?
どんなオチが用意されているのか楽しみなところですが、森三中の黒沢かずこさんも刑事として登場してイイ味出してそうな感じです。
『パーフェクト弁護士~南蛇井律子』がシリーズ化するのか、その辺も注目ですね。
目 次
パーフェクト弁護士 南蛇井律子のキャストについて
財前直見さんといえば、同じ土曜ワイド劇場の『女弁護士 朝吹里矢子』(1994年~2000年)でも弁護士役をされてましたね。
それ以外で弁護士を演じた作品はありましたっけ?
裁判官を演じた作品も確か昔あったような…。
いずれにせよ、お堅い役もぴったり合う女優さんですね。
弁護士で思い出しましたが、仲村トオルさんが久しぶりに弁護士役をしたこちらの作品も良かったです。
弁護士 倉沢由法の事件ファイル あらすじ,ネタバレ,キャストは?
『パーフェクト弁護士~南蛇井律子』の主なキャストは以下の通りです。
南蛇井律子(財前直見さん)
蓬莱満(黒沢かずこさん)
五宝直弼(渡辺いっけいさん)
二田鳥望(市川知宏さん)
井狩堅太(坂本あきらさん)
敷島あかり(平山あやさん)
綿貫紗英(西原亜希さん)
敷島円(多岐川裕美さん)
多岐川華子の父親,阿知波信介 娘への電話に死の真相が!?着拒が理由!?
敷島良治(佐藤一平さん)
パーフェクト弁護士 南蛇井律子のあらすじについて
【以下、あらすじになります】
やり手の弁護士・南蛇井律子(財前直見さん)は、何事も白黒はっきりさせないと気が済まない性格。
常にとことん真実を追求してしまうため、日常の人間関係が円滑にいくことがありません。
しかし、律子本人はそれを気することもなく、むしろ自分の有能さを自負しているという、ちょっと“ズレた”感覚の持ち主です。
そんな律子は「五宝法律事務所」に勤務。
所長の五宝直弼(渡辺いっけいさん)は律子の性格を熟知していて、自分をまるで上司扱いしない律子を上手くかわしながら、2人きりの事務所を運営しています。
ある日、五宝法律事務所に敷島あかり(平山あやさん)が遺産相続の相談のために訪れます。
あかりの父・良治(佐藤一平さん)は、外食大手の「シキシマダイニング」社長を務めていましたが、数日前に何者かによって命を奪われたといいます。
しかも事件の5日前には、あかりは実の娘ではなく、25年前に病院で他の子供と取り違えられていた―という問題が発覚。
本当の娘を名乗る綿貫紗英(西原亜希さん)が、遺産相続を要求してきたというのです。
遺産の総額は50億円。
律子は法律に照らし合わせ、実の子である紗英の要求を退けることは難しいものの、良治と親子として暮らしてきたあかりの相続権主張も可能だと考え、紗英とあかりで4分の1ずつの遺産を受け取れると試算します。
ところが、あかりは紗英に1円たりとも遺産を渡したくないと言い切ります。
五宝はあかりに無茶な考えを改めるように促しますが……律子は何を思ったのか、あかりの依頼を引き受けると言うのです…。
そのころ、警察も良治の事件を捜査。
蓬莱満(黒沢かずこさん)は「女のくせにでしゃばるな!」と言ってくる係長の冷遇にもめげず、執念で25年前の取り違え事件を知る病院関係者を見つけ出していました。
その関係者によると…
当時、「敷島さんの赤ちゃんはどこですか?」と訪ねてきた女性が、1時間もの間、新生児室をじっと見つめていた出来事があったといいます。
時を同じくして、シキシマダイニングでは後継者争いが勃発。
そんな中、律子は、あかりが紗英に1円もお金を渡したくないと言っていた本当の理由に行き当たります。
それは、あかりの母・円(多岐川裕美さん)が、かつて国際的に活躍するジャズピアニストだったことに深く関係していたのです。
それを知った律子は紗英に会いに行くという掟破りの行動を起こし、なんと、紗英の意向に沿うように、あかりを説得すると約束すると約束するのでした…!
※犯人、ネタバレ、感想については後ほど追記します
パーフェクト弁護士 南蛇井律子の犯人、ネタバレ、感想について
【以下、犯人、ネタバレ、感想になります】
やはり、このドラマの良いスパイスは、黒沢かずこさんでした(笑)
黒沢かずこさん演じる刑事・蓬萊(通称:ドジ亀)と、南蛇井律子とのコメディタッチの掛け合いが素晴らしかった!
蓬萊と南蛇井がスポーツジムのサイクリングマシンで競ったり、広場でグローブ着けてボクシング対決したり……と、普通のサスペンスドラマではいらないシーンも、この作品では必要不可欠でしたね(笑)
さて、犯人ですが…
シキシマダイニングの女性部長・石塚みどりという人物(山下容莉枝さん)でした!
新店舗をオープンする際に、テナント内装工事を担当していました。
昔から密かに良治に想いを寄せていた石塚。
もちろん相手にはされません。
淋しさをごまかすためにホストクラブにハマった石塚は借金をつくり、FXに手を出しますが……借金は膨らむばかり。
追い詰められた石塚はテナント内装業者とグルになり、架空の工事で多額のキックバックを受取り、借金の返済に当てていました。
これに感づいた良治が調査を始めたことから、隠蔽するために石塚は鉄パイプでガツン!
良治の身辺がゴタゴタしているタイミングに便乗しました。
紗英はやはり良治の実子で、母・円の才能を受け継ぐジャズピアニストとなり、バーで演奏していました。
紗英の父親(=育ての親)は、酒グセが悪く、前科もある男。
母親(=育ての親=あかりの実の母親)は、この男から逃げるために蒸発…。
取り違えられたばかりに、紗英は、あかりとは正反対の人生を歩んできました。
この男、あかりが実の娘だと知るや、敷島邸に侵入してあかりから金を奪おうとします……が、これを蓬萊が執念の逮捕!
おまけに、良治が25年前に付き合っていた白瀬芽衣という女性が(当時)妊娠・出産していて、その娘・成海が白血病に苦しんでいることも発覚。
成海の兄はドクターであり、あかりの仲の良い男友達(カレ氏?)
ドクターとして兄として「骨髄移植のドナーになってほしい」と良治に願い出るものの「私の娘ではない」と言い切られ、言い争いになるシーンもあり…。
しかし、良治は密かに骨髄移植のドナーになれるか検査を受けていた―という話も同時進行で盛り込まれるなど、なかなか内容の濃いドラマでありました。
とにかく「二股三股は当たり前」という良治は女性にモテまくり、まさに“罪つくり”な男性だったようです…。
また話が戻りますが…
個人的には、蓬萊を演じる黒沢かずこさんが呟いたこのセリフが印象に残ってます。
女はいろいろとツラいのよ…
ドラマのセリフではありますが、なんか色々な思いが詰まっているような気がして、重みがありました(笑)