相棒15最終回あらすじネタバレ,相関図まとめ!右京が冠城に激怒した理由は?
相棒15最終回のあらすじ、ネタバレ、相関図などをまとめたいと思います。
3月22日20:00~22:09は『相棒15最終回~悪魔の証明~』が放送されますね。
シーズン15の“コア”である社美彌子(仲間由紀恵さん)とロシア人スパイとの秘密&過去が明らかになると思いますが……
それより、予告編であの冷静沈着な右京さんが冠城に対して「想像が及ばないのなら黙っていろ!!」と激昂するシーンがコワかったですね…。
最終回では冠城にハッキング容疑がかかるとのことですから、2人の衝突も気になるところです。
つい先日、冠城を演じる反町隆史さんの「続投」も発表されましたから、シーズン16への期待が盛り上がる結末に期待したいと思います。
相棒15最終回のキャスト、相関図について
あらためて、相棒15のキャスト(出演者)、相関図をチェックしてみたいと思います。
杉下右京(水谷豊さん)
……切れ者すぎるがゆえに上層部から煙たがられ、特命係という閑職に追いやられた警察官
冠城亘(反町隆史さん)
……もともと警視庁に出向してきた法務省のキャリア官僚だったが、捜査にのめりこみすぎて“クビ”になり、警視庁の広報課に配属。その後、広報課の美彌子の周辺を探るよう上司から指示されたことから、異動を申し出て特命係へ
月本幸子(鈴木杏樹さん)
……小料理屋「花の里」の女将。夫の復讐のために事件を起こして右京に逮捕されるが、模範囚として刑期を終えた経歴を持つ
伊丹憲一(川原和久さん)
……刑事部捜査一課の熱血刑事。捜査に首を突っ込んでくる特命係を疎ましく思っている
芹沢慶二(山中崇史さん)
……伊丹とコンビを組む捜査一課の刑事。伊丹と異なって特命係の能力を認めており、場合によっては捜査情報を提供することもいとわない
角田六郎(山西惇さん)
……暴力団の取り締まりなどを行う組対五課の課長。特命係にふらりと現れ、コーヒーを飲みながら右京たちと雑談……ここでの何気ない一言が事件解決のヒントになることも
青木年男(浅利陽介さん)
……コンピューターの専門知識を持つ、サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官。父親の竹馬の友である副総監のコネで採用された。警察学校では亘と同期だが、以前に右京と亘にハメられたことを根に持っている
益子桑栄(田中隆三さん)
……鑑識課のベテランで、無愛想ではあるが腕は確かな職人気質
大河内春樹(神保悟志さん)
……警視庁の内部で、警察官の不正を捜査する主席監察官。特命係にも目を光らせているが、右京の能力には一目置いている
内村完爾(片桐竜次さん)
……捜査一課をはじめとする刑事部の責任者。特命係を疎ましく思っており、ときに右京の行動に待ったをかける
中園照生(小野了さん)
……内村刑事部長の腰巾着的な存在。上司にならって特命係の動きを牽制するものの、内心はその能力を認めている
日下部彌彦(榎木孝明さん)
……法務省のキャリア官僚(法務事務次官)。元部下である亘の優秀さを評価しており、警視庁に籍を移してからも目を掛けている
衣笠藤治(大杉漣さん)
……サイバーセキュリティ対策本部の発足に携わった警視庁副総監。青木の父とは竹馬の友であり、青木の採用に力を貸したウワサがある
社美彌子(仲間由紀恵さん)
……警察庁のキャリア官僚として内閣情報調査室に出向していたが、現在は広報課長に就任。アメリカに亡命したロシア人スパイと関係があるとみられ、公安調査庁からもマークされている。一人娘を持つシングルマザー
甲斐峯秋(石坂浩二さん)
……もとは警察庁ナンバー2である次長の席にいたが、特命係に所属していた息子の享(成宮寛貴)が傷害事件を起こしたことから「警察庁長官官房付」のポストに降格された。右京を“危険人物”とみる
(出典:テレビ朝日 相棒15公式サイトより)
相棒15最終回のあらすじについて
相棒15最終回のあらすじを以下に要約します。
サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介さん)は、自らのITスキルを悪用し、総務部広報課長の社美彌子(仲間由紀恵さん)のプライベートパソコンに侵入します。
そこには、美彌子の娘とおぼしき少女が映った写真や動画がありました。
異変に気づいた美彌子が別の捜査官に調査を依頼したところ、侵入の痕跡が判明。
警務部首席監察官の大河内春樹(神保悟志さん)が調査に乗り出す事態に発展します。
そして、真っ先にパソコン侵入の疑いを掛けられたのは、冠城亘(反町隆史さん)でした。
美彌子はハッキングされた心当たりとして、亘から届いた怪しげなメールしかない―と申告したからです。
亘は不審なメールなど送っていないと主張しますが、亘のパソコンから美彌子にメール送信した記録ばかりか、パソコンに侵入した痕跡まで発見されてしまいます。
そんな中、週刊誌の記者・風間楓子(芦名星さん)から美彌子に取材依頼が入ります。
美彌子のパソコンから流出した“少女の写真”を入手した楓子は、そのネタを記事にするらしいのです。
美彌子は取り乱した様子もなく取材を拒みますが、その後に『警視庁美人広報課長は国際派シングルマザーだった!?』という記事が掲載されてしまいます。
この記事によって、亘は不正侵入と個人情報漏洩の疑いを掛けられて憤慨。
それまで静観していた杉下右京(水谷豊さん)でしたが、掲載された少女の写真の背景が気になっていました…。
ロシア独自の風習を捉えたものが写っていたからです。
独自の調査に着手した右京は、なぜか、東京拘置所に拘禁されている元内閣情報調査室長の天野是清(羽場裕一さん)のもとを訪問。
少女の父親が、アメリカに亡命したロシアの元スパイ「ヤロポロク・アレンスキー」の可能性がある―と、自分の推理を天野にぶつけます。
その真意は、天野が2年半前に起こした連続◯人事件の真相が知りたいという思いもあったのです。
ヤロポロクの亡命をめぐってロシアに裏で情報を流していた日本人4人に、天野が“私刑”を下した事件―。
右京と美彌子が初めて直接接点を持った事件でもあります。
この事件は警視庁にとって過去の出来事ではあるものの、将来を期待されたキャリアとロシアの元スパイに関わりがあったとなれば大問題。
警視庁副総監・衣笠藤治(大杉漣さん)をはじめとする上層部たちは美彌子を追求しますが、彼女は一向にひるむ様子を見せません…。
疑惑の渦中に巻き込まれた亘…
独自捜査をすすめる右京…
美彌子、ロシアのスパイ、天野の関係は…?!
相棒15最終回ネタバレ・結末について
相棒15最終回のネタバレ、結末については、放送後に順次、追記していきます。
※追記です※
冒頭で青木が美彌子のパソコンに侵入しているシーンが出てきますが、この件は、ドラマ最後に右京が「あぁ、君(青木)ならば、サーバーへの侵入はお手の物でしょうねぇ?」と、疑惑の目を向けて“回りくどく”追い詰めただけでした。
特に、表立った処分は無し。
青木も「……その気になればね……でも、僕は侵入なんてしませんよ。警視庁のサーバーにも、他人のパソコンにも」とシラを切り…。
これに対し右京は「そうでしょうねぇ。例え遊びであっても犯罪ですからね。いずれ、落とし前をつけなければならなくなる」
落とし前は、自作に持ち越し?
その後、冠城の“週刊誌リーク疑惑”は晴れますが、結局、ハッキングは誰がやったか犯人はウヤムヤで良いのかしら?
表向きの処分としては、冠城がハッキングしたから6ヶ月の減給処分になってますし…。
さて、衣笠・副総監をはじめ幹部一同から、週刊誌のネタについて会議室で尋問される美彌子。
(衣笠)週刊誌に載ったお嬢ちゃんの名前は?
(美彌子)マリアです
(衣笠)日本人離れした顔をしてるけど父親は?
(美彌子)プライベートなことなので言いたくありません…
ここから、警察内では美彌子の父親が誰なのか?の詮索が始まります。
…といいますか、このネタで最終回2時間、引っ張ります。
父親がヤロポロクだと推理している右京は、週刊誌の記者・風間のもとを訪ねて「ヤロポロクですよね」と告げて相手の反応を見る作戦に。
風間は「ヤロポロク」という見知らぬ名前を聞いても「確証はあるんですか?」とあっさり返答。
この返答から右京は……風間が事前にヤロポロクを知っていたというよりも、そもそも父親が誰だということには興味がなく、記事を載せることだけが目的だったと判断します。
記者にヤロポロクの名前を出したことを知った冠城は「花の里」で右京をただします。
「父親の名前を出すなんて、けっこうな乱暴狼藉をはたらきますね。私の想像が及ばない事実を右京さんは知ってるのかもしれないけど、風間はそれを記事にするかもしれないし、場合によっては(美彌子の)娘にも被害が及ぶかもしれないんですよ! 結局は、あなたの自己満足でしょう?」
そして、右京は険しい表情になって…「想像が及ばないのなら、黙ってろ!!」
「あなた、何様だ…!」と返す冠城。
翌日も、微妙な距離感の2人…。
では、右京がなぜ記者にすんなりとヤロポロクの名前を言ったのか―。
それは、週刊誌に「未婚の国際派シングルマザー」の情報を流したのは、美彌子本人だとわかったからです。
どうやら、美彌子と同じ東大卒の元カレが雑誌社にいたらしく、その彼を経由して情報を持ち込んだらしい…。
今回だけ記事に載せる“自作自演”とわかっているから、別に風間にとっては父親が誰だろうと関係なかったのです。
さらに週刊誌の掲載写真について、右京は「これは私に“謎”が解けるか仕掛けているのです」と語ります。
つまり、美彌子が、あえて推理できるヒントを残したという…。
美彌子はパソコンのハッキングに遭ったことを利用し、これを機会に“過去の秘密”を公にすることを狙ったのです。
その秘密とは、美彌子がヤロポロクに襲われて子供ができてしまい、未婚のまま出産したという事実…。
父親はヤロポロクだと認めた美彌子。
いずれ秘密が明るに出て、不利な状況下で父親を詮索されるよりも、自らのペース・やり方で情報を開示したかったようです。
しかし、スパイと深い関わりができて日本の情報を流したり国を売ったことは一切ないーと、誓って否定します。
当時の事情を知る甲斐峯秋も、美彌子の“証人”として幹部の尋問に参席。
ヤロポロクの乱暴に関して被害届を勧めたが、騒ぎを大きくしたくない―と美彌子が拒否した経過などを説明。
「今回の件で、彼女のキャリアを侵害することは厳に慎むべきだと思う」と訴えます。
美彌子のもう一つの狙いは、警察内の“本当の敵・味方”を見極める「リトマス試験紙」として、今回の騒動を利用したらしい…。
けっこう手の込んだ、大掛かりな仕掛けだったわけです。
それにしても……
子供を中絶する選択肢もあったと思われますが、「宿った生命に罪はない」と出産した判断は良かったのか悪かったのか…?
また、東京拘置所にいる天野は、当時部下だった美彌子の秘密を守るため、ロシアスパイに情報を送っていた裏切り者4人に“私刑”を下していたらしいです。
恩がある美彌子が忠誠を誓っているのはわかりましたが、ここまでする2人の関係性がハッキリとわかりませんでした…。
そして、法務省(日下部)も、美彌子の件について今後調査に乗り出すようです。
ひとまず、すべてシーズン16への伏線ということなんでしょうかね。
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ラストは、右京が甲斐峯秋のもとへ。
甲斐が警視庁舎に行って美彌子を助けに出向いたことを確認するためです。
(右京)やはり庁舎に行っていましたか
(甲斐)こんなことで潰すには、惜しい人材だからね、彼女は
(右京)あなたが彼女にそこまで肩入れするとは正直、意外です
(甲斐)優秀な人材は、財産だからね
(右京)それは、警察にとってですか、あるいは…あなた個人にとって?
(甲斐)……僕は……このままで終わらないよ
そういえば、甲斐と美彌子がレストランで食事しながら今回の騒動について話すシーンがありましたが、もしかして尋問での2人の証言は、あらかじめ打ち合わせされた内容だった可能性も?
甲斐の「このままでは終わらない」というセリフの裏には、別の真実もあるということなんでしょうか??
とにかく…
父親特定と自作自演の話で、事件が起こることもなく2時間が終わり…。
なんだかモヤモヤが残ったような最終回でした。
あ、でも、カイトこと甲斐享(成宮寛貴さん)が、回想シーンで登場したのは良かったですね。
最後のキャスト紹介でも名前が流れましたし。
成宮寛貴さん、今はどこにいらっしゃるのかな…?
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